つい先程、ツイートを見ていると神田神保町で古書祭り(本日終了)をしているという情報を入手。自分は古書にあまり興味はないのですが、大屋書房というところで「妖怪カタログ」が販売されているらしい(通販可能)。仕事場から近いし、これは一見の価値有りと見て、早速行ってきました。(妖怪横丁さん、情報ありがとうございました。)
ああ! 神保町にこんなにも人が! というぐらいたくさんの人!
お店のショーケースには、妖怪画の古書が展示されてて、なかなか
楽しい雰囲気。初めて入った書店の中は、所狭しと古書の山! 中で撮影する
根性はなかったので、外からこっそりと。
古書自体を所有する程の金も気持ちもありませんが、
「妖怪カタログ」はかなり楽しく、充実した内容でした。
はっきり言ってお得! 天狗はちょっとだけ載ってました。
しかし妖怪の自由度をみるにつけ、これらを描いた人たちの妄想力や
想像力の豊かさに驚かされます。情報が溢れてる現代人に、これだけの
発想が出てくるのかなあと、思ったりもします。
きっとまじめに描いてるだけでなく、ちゃんと楽しんでたり
ある意味馬鹿にしたりという気持ちもあって、描かれた物たちなんだろうなあ
と想像しました。そんな妖怪達は、現代の作家さんなどによって、
形を変えつつも愛され続けていますね〜。自分も好きです、妖怪。
2 comments
てんぐスカイウォーカー says:
11月 5, 2010
大屋書房さんに『天狗芸術論』たる本が売っていたのでどんな本か検索!!!
『一人の剣術者が天狗に剣術の極意を学ばんとして山に入ったところ、ある日天狗達の会合を物陰から覗く機会を得る。巻頭に斯かる枠組みを示し、以下は天狗の妖言を借りて剣術槍術の練習法や武芸における心構え等が箇条書で述べられる。。。』
剣術者が天狗に剣術を学ぶという事は天狗は剣術にたけているという事ですか?!
今らか約300年前の本ですから、当時は天狗がうじゃうじゃしていたに違いない!!!
天狗ロマン紀行〜
ren says:
11月 5, 2010
てんぐスカイウォーカーさん
こんばんわ! 寒いですね!
『天狗芸術論』、これは興味深いですね。
天狗の存在が、あるないはおいといて、世間一般に認知されている。
そしてお話の登場人物として普通にそこにいる。
さらになんですか! 剣術に長けている!? うちのお父ちゃんか!
※剣道をしています、うちの父上
300年前というと、もう徳川家の時代で、天下太平の状態。
文化が育っていた時期だと思います。天狗はその勢力を増していったんでしょうね/
ロマンやわあ。